完走をサポートしてくれるGPS付きランニングウォッチの選び方

 

2021年11月29日

マラソンを走るなら必ず手にしてもらいたいアイテムのひとつが「GPS付きランニングウォッチ」です。ただ人気のガーミンなどは価格も高く、初心者からすると費用対効果が得られるのか不安ですよね。安価なGPS付きランニングウォッチもありますが、そもそも種類が多すぎてどれを選んでいいのか分からないという人も多いはず。

そこでここでは、フルマラソン完走をサポートしてくれるるGPS付きランニングウォッチの選び方について解説していきます。完走メダルを確実に手にしたいと考えている初心者ランナーの方やGPS付きランニングウォッチの購入で迷っている方は、ぜひ参考にしてください。

GPS付きランニングウォッチは高機能でなくてもいい

GPS付きランニングウォッチの価格は、その機能性によって決まります。もちろん他の要素も影響しますが、高機能なモデルほど高額になる傾向にあります。そして「このモデルはこんなこともできます」と宣伝しているので、高機能モデルが欲しくなりますが、ほとんどの人がその機能を使いこなしていないのが現実。

● 心拍数を測れる
● ペースが表示される
● 過去のログをチェックできる

GPS付きランニングウォッチに求められる機能は実はこれだけ。それ以外の機能はあると便利ですが、なくても困ることはありません。最近では新型コロナウイルスの影響で、血中酸素飽和度(血中酸素濃度)を測れるモデルも増えてきましたが、それがなくても走力にはまったく影響しません。

メーカーは付加価値を付けることで、GPS付きランニングウォッチを少しでも高く売ろうとしますが、心拍数を測れてペースが表示できれば、実用上はまったく問題ありません。そこまで追い込んでトレーニングをしないなら、心拍数を測れる必要すらありません。ただ過去ログをチェックできると何かと便利です。

これからGPS付きランニングウォッチを買うつもりという人は、高機能であることに惑わされず、自分に必要な機能なのかどうかをよく考えて選びましょう。おそらく上記の3つが搭載されていれば問題ないはずです。実際にGPS付きランニングウォッチを使っているラン仲間がいるなら、他の機能で使っているものがあるか聞いてみてください。ほとんどの人が「使っていない」と答えるはずです。

本格的に走らないならスマートウォッチでOK

GPS付きランニングウォッチは持ってないけどアップルウォッチなどのスマートウォッチなら持っているというのであれば、わざわざランニング用に腕時計を購入する必要はありません。スマートウォッチでもランニングのペースを表示できますし、心拍数も測れます。もちろんログも残せます。

ではスマートウォッチとGPS付きランニングウォッチは何が違うのか。それはランニングに特化した機能が付いているかどうかということだけです。GPS付きランニングウォッチにはトレーニングメニューを提案してくれたり、フルマラソンの予想タイムを教えてくれたりする機能がありますが、スマートウォッチだとできることが限定的です。

とはいえ、最近ではGPS付きランニングウォッチとスマートウォッチに差がなくなっており、ランニングに特化したスマートウォッチも発売されています。こうなってくると大きな違いは、GPS付きランニングウォッチの強みは手動でラップを測れるくらいしかありません。

ただし、アップルウォッチはバッテリーが弱いので、フルマラソンに7時間かかるという人には向いていないという欠点があります。スマートウォッチを使って走るときには、バッテリーがどれくらい持つのかカタログで確認しておきましょう。自分のランニング時間以上に測定できるなら、スマートウォッチでまったく問題ありません。

普段遣いできるシンプルなデザインがおすすめ

GPS付きランニングウォッチを購入して後悔するポイントのひとつが、デザインが派手すぎて仕事で使いづらいというもの。赤や黄色のバンドはビジネス用途には適しておらず、でも活動量計としても使いたいので、ちょっと恥ずかしいけど使っているという人もいます。

そうならないためのGPS付きランニングウォッチ選びとして、デザインはシンプルなものを選びましょう。色もブラックもしくはシルバーが無難。満足度を考えたときには、機能性よりも「どんなウェアにでも合う」ことのほうが重要です。選ぶときには仕事で使っても違和感がないかを考えてみましょう。

以前はランニングウォッチは仕事のときだけ着用するのが一般的でしたが、多機能になったことで普段遣いするケースが増えています。なのにデザインはランニングウォッチであることを主張するものが多々あります。それらは一見するとかっこよくて物欲をそそりますが、ランニングのときしか使わないのでコスパがよくありません。

とても重要なことですのでもう1度言います。GPS付きランニングウォッチは普段遣いできるかどうかで選びましょう。もちろん自分が気に入ったデザインであることも重要ですが、シンプルでスタイリッシュなモデルがおすすめです。おそらくこれからのトレンドもその方向に向かうことになるはずです。

「迷ったらガーミン」と言われる理由

もうひとつ選ぶ基準があります。それはガーミンのGPS付きランニングウォッチを選ぶということ。日本ではガーミンのシェアがかなり大きく、GPS付きランニングウォッチの半数以上がガーミンではないかというくらい、ほとんどのランナーがガーミンを使っています。

機能性はガーミンも他のメーカーもそこまで大きな差があるわけではありませんが、ユーザーが多いというのは、使い方がわからないときに、他の人に教えてもらいやすいというメリットがあります。GPS付きランニングウォッチはメーカーごとに操作性がまったく違うので、ガーミンを使っている人に他のメーカーの操作を聞いても分かりません。

もちろんガーミン以外を選んでもいいのですが、初心者の最初の1本としてはガーミンのエントリーモデルがおすすめです。価格も2万円台でお手頃ですし、エントリーモデルですのでデザインもシンプルです。デザインが好みでないという場合を除いて、「迷ったらガーミン」で間違いありません。

ただしみんなと同じになるので、個性を出したいならあえてガーミンを避けるという選択肢もあります。その場合は、自分で説明書とにらめっこしなくてはいけませんが、それも嫌いじゃないというのであれば、好きなデザインのGPS付きランニングウォッチを選びましょう。

まとめ

最近のGPS付きランニングウォッチは高機能で購入しただけで速く走れるようになりそうなのですが、もちろんそんなことはありません。購入してもそれらの機能をきちんと活用して、しっかりとトレーニングを継続する必要があります。ただ、実際にはそれらの機能を使いこなせている人はほとんどいません。

みんな使わない機能にお金を払っているのが現状。そういう意味で、ランニングのペースや心拍数を表示するだけならリーズナブルなスマートウォッチで十分です。すでにアップルウォッチを持っているならそれを使いましょう。

また機能性よりも普段遣いできるかのほうが重要です。活動量計としても使えるようになっていますので、仕事で着用するのが恥ずかしいようなデザインや色使いでは困ります。シンプルデザインで仕事で着用しても違和感のないGPS付きランニングウォッチを選ぶのがおすすめです。

まずはシンプルなエントリーモデルから。2年くらい使ってみて、もっと機能性が高いモデルが欲しくなったら、そちらに買い換えればOKです。どうしても選べないなら、ユーザーが多くて使い方などを教えてもらいやすいガーミンのエントリーモデルを購入しましょう。

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